地域ケアプラザというのは、
横浜市社会福祉協議会が運営するデイサービス、居宅支援などの介護サービスを行う半官半民の拠点施設で、横浜市では各区に数か所ずつ整備されています。
2020年3月まで、医師会を通じて依頼が来る協力医をしていました。毎年、主にケア・マネージャーの方々を対象に勉強会の講師をしていましたが、協力医を辞した後も勉強会はやらせてもらっています。
とは言っても、2021年はコロナ渦の影響で中止。2022年、今年は2月に予定されていたのですが、第6波で延期。先週、やっと開催されました。
また第7波と言われ感染者が増加している状況でしたが、感染対策に十二分に配慮して、参加者も限定した感じでした。そんなわけで、多いときは20人以上集まっていましたが、今回は10数人です。
今回のテーマは高齢者の骨折。背骨の圧迫骨折とか、足の付け根の大腿骨頸部骨折などは、個別に話したことがありますが、それら以外の好発部位を含めて、問題点や対策などを総論的に話させていただきました。
毎度感じることですが、介護に携わる方は直接的な医学の勉強はしていませんが、この手の話をすると、直接自身の仕事に関わることなので大変まじめに意欲的に聴講していただけます。
その分、こちらもしゃべりに熱が入るのですが、もともとしゃべるのが嫌いではないので、とても楽しく講義を行うことができました。コロナでも介護を待つ人は減ったりしませんから、少しでも携わる方々の役に立てるなら、今後もできるだけ協力させてもらいたいと思います。