2022年9月11日日曜日
俳句の勉強 34 月百句に挑戦
2022年は9月10日が仲秋の名月でした。天候が心配されましたが、午後8時頃には近くの住宅の上にくっきりと見えてきて、綺麗な満月を鑑賞できました。
古今、月はいろいろな芸術のテーマとして格好の題材であり、俳句も例外ではありません。
名月や池をめぐりて夜もすがら 松尾芭蕉
夏井いつき氏は、以前「月の歳時記」という本を出していますが、この中で月に関連した季語を整理しています。また、これを基にして自身のYouTubeチャンネルで、最近あらためて解説をしています。
とにかく月と言っても、あまりにたくさんの月が出てきて、驚き混乱します。何となく思っていた言葉が違う意味だったりします。夏井氏は、これらの月の季語を使って、俳句を100句作ることを推奨しています。
たった一句を作るのでさえ、生みの苦しみで、やっとできても「何だかなぁ」続きの身としては、百という数字に慄いてしまいます。しかも、全部に月の季語を入れるとは、あまりにもハードルが高層ビル状態。
夏井氏のよく使う表現に「俳句は筋トレ」というのがあって、とにかく作れば作るほど、鑑賞すればするほどにうまくなるということらしい。勝手に夏井氏に弟子入りしたからには、何とかこのハードルをまず超えて見せるというのは、夏井氏の「いつき組」に正式に入ったと公言できるようになるためのテストのようなもの・・・かもしれません。
というわけで、月百句、挑戦します!!
で、取り掛かることを決意しましたが、とりあえずルールとしては、期限は暦で秋の間とします。11月7日が立冬ですから、11月6日まで。長すぎ? まぁ、勘弁してください。
次に基本の約束として、月という漢字が含まれるか月に関係した季語が必ず含まれること。形式はこだわらない。字余り字足らず、句またがりもOKとします。内容は、詩的でなくても・・・少なくとも季語の微妙なニュアンスの違いは含まれることとします。
それじゃあ、いってみよう!!