昨日、安倍晋三氏の国葬が執り行われました。
多くの議論を引き起こし、国民の理解が得られたとはとても言い難い中で、「強行」された国葬であったと言えます。
岸田総理は、ここまで比較的安定した政権運営によって一定の支持を得られていましたが、今回の「思い付き」の国葬の決定・実行によって失ったものは少なくないようです。
岸田総理にとって、宗教団体と政治の不透明な関りに答えを出さないどころか、疑念が膨らむ一方の中、イギリスのエリザベス女王の国葬が「あるべき姿」をみせることになったのもマイナスになったと言えます。
安倍氏に対して、結果として素直に弔意を示せなくなった方も多かったことでしょうから、今後は国葬を行うためのはっきりとした基準を示すことが大事だと思います。