4月も残りわずかで、新年度となったあわただしさも落ち着き始めている今日この頃。
医療機関では、健康保険証を兼ねたマイナンバーカードでの受診が本格化しました。去年までは、当然のようにマイナンバーカードと保険証を紐づける人はほぼ皆無。
そもそも、マイナンバーカードを持っている人がほとんどいないという状況でした。
とは言っても、政府のマイナポイント制度でカードを持つ人は増えたらしいのですが、それを携帯するところまでは行っていないという印象。
ただ、マイナポイントの終了、健康保険証の将来的廃止などにより、さはがに新年度からはマイナ保険証を提示する人が格段に増えました。
増えたと言っても、以前は1か月に一人くらいだったのが、2日に一人くらいになったという程度。まぁ、10数倍ですから割合だけなら「激増」ですが、まだまだの感は否めない。
ソフトウェア的な問題はだいたい解消されて、マイナ保険証を提示してもらえると、医療機関は保険証情報の他に受診している医療機関や投薬の履歴も確認できます。
患者さんの立場では、メリットが少ないと感じるかもしれませんが、運転免許証のように毎日携帯する意識さえつけば、忘れる心配はなく、旅先での急に受診も自費にならずに済みます。薬手帳も不要になります。
まぁ、マイナ保険証が普通に使われるようになるには、まだまだ相当な期間が必要だとは思いますけどね・・・・