驚き、桃ノ木、山椒の木・・・って、昭和人しか知らんだろうフレーズ。そう言いたくなるほど、どでかい立派な椎茸なんです。
秋田県八峰町の特産品で「黒椎茸」と「峰玉」というもので、黒は直径が最大で10cmほどあります。普通にスーパーで売っている大きな物でも5cm程度ですから、この大きさはなかなかのもの。
黒椎茸は傘の大きさ9cm以上、肉厚3.5cm以上、重さ90g以上という規格を満たしたもの、それ以下ですが重さ50g以上あれば峰玉となるらしい。
食べ方は、切るなんてとんでもない。そのまま焼くのが一番。炭火でじっくりというのが一番ですが、ちょっと無理なのでフライパンに傘を下にして、蓋をして弱火でじっくり蒸し焼きにしました。
味付けは、塩だけ、醤油だけ、バターだけというシンプル。
大量の出汁がじわーっと出てきて、超旨い。食感は「森の鮑」という感じ。との味でもOKなんですが、素材の味が引き立つ塩だけというのが最もお勧めです。