2024年10月2日水曜日

寒川神社


相模國一之宮である寒川神社は、神奈川県でも大きな神社の一つで八方除の守護神とされます。

少なくとも古事記・日本書紀に登場する雄略天皇(5世紀)の時代に存在が確認されるというから、1600年以上昔に創建されたと考えられています。

御祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)の2柱ですが、その出自の詳細は不明です。ただし、イザナギ(伊邪那岐命)とイザナミ(伊邪那美命)の間に生まれたオオヤマツミ(大山津見神、あるいは大山祇神)を祖とするという説があります。

本殿に昇殿して直接祈祷を受けることができますが、本殿に置かれた天照大御神(アマテラスオオミカミ)を象徴する丸鏡の大きさはかなり大きくて目を引きます。

場所は海老名市と茅ケ崎市の中間であり、以前は、JR相模線しかアクセスが無く、なかなか行きづらかったのですが、東名高速道路から海老名ジャンクションで圏央道が延伸したので、すごく近くなりました。

面白いのは宗教法人として神社が病院を持っていて、こちらも古くから地域の医療を支えているところ。

高倉健もお詣りしたという由緒ある神社ですから、一度は出かけてみてはいかがでしょうか。