2008年3月13日木曜日

いい医者になるのだな…

今日は午後は大学で外来、その後は新宿の京王プラザホテルまででかけてきました。T教授の退任記念式に出席するためです。久しぶりの大都会という感じで、知らない土地にいるようなものでした。

それにしても東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターで勉強できて良かったと思います。多くの先生方と知り合え、それも某大学の教授や助教授に転出した偉い先生とため口をきけるなんて、ちょっと想像もできないことです。あらためて日本で最もリウマチ患者さんが多い施設であることを実感し、誇りに思うことが出来ました。

そこには事務職で働く人、検査技師さん、レントゲン技師さん、リハビリのスタッフそして看護師さんなど多くの方のサポートがあるのです。実際教授もこれらの方々のサポートがあってやってこられたわけで、今の自分のようなわがままな外来をやらせてもらえるのも、全てのスタッフがしっかりと自分の仕事をしているからなんですよね。ほんと、いいところです。

このセンターとの縁を作ってくれたT教授には感謝しても感謝しても足りません。医術を実践する医者としての自分(アプリケーション・ユーザー)にとっては、これからもちょっとは知識を刺激する医学者としての部分を刺激してくれると思います。

クリニックで一人で医療を行っていると、しだいに自分の殻の中に入っていってしまう気がするんですよね。それが正しくない方向に向かっていることはいくらでもあり得るわけで、自分を正すことは大変重要なことなんです。

今日は食事よりも話に夢中になってしまい写真がありません。帰りに渋谷で撮影した都会のネオンでご勘弁を。公園通りバルコ前。スクランブル交差点なんて久しぶりに見たなぁ。