正式には第2東海自動車道横浜名古屋線というらしいですが、通称は新東名。2012年4月に、御殿場―三ヶ日の区間が開業して、すでに2年6ヶ月です。
実際は2020年の予定で、海老名から名古屋まで開通することになっていますが、予定はあくまで予定。どうなることか、まったくわかりません。
自分のテリトリーでいうと、東名高速の上りは、休日ともなると大和市の短い大和トンネルを先頭に数十キロの渋滞は年中行事です。
厚木で県央道との連絡がつくようになっても、渋滞が緩和された様子はありません。新東名は海老名が起点とるようですが、少なくとも大和トンネル渋滞の解消に寄与するとは考えにくい。
自動車会社はせっせと車を作っては売り、日本の経済の根本から支えているらしいのですが、これ以上車を増やすなら、走れる場所も増やさないとしょうがない。
実は、今まで一度も走った事がなかった。というわけで、行ってみました。とは言え、走った時間は夜中。当然、渋滞は無くスイスイ。トラックが多くて、多少走りにくいですが、まだまだ道も痛んでないので快適です。
周りは・・・真っ暗なので、景観の良し悪しはまったくわからない。後からできた道路ですから、やたらとトンネルが多いという印象だけでしょうか。
駿河湾沼津SAでトイレ休憩にしましたが、やはり真っ暗でなんだかよくわからない。おそらく沼津市の夜景だと思うのですが、光が横に広がっています。
その光のベルトの向こう側は真っ黒ですから、おそらく駿河湾で海が広がっているはずなんですが・・・
とりあえず、本丸が開通しないと、新東名の存在意義についてはわからない。利用者からすると、車線が増えて欲しいのはそこじゃない、というのが正直な感想です。