今年の4~6月期の世界のスマートホンのシェアは、Androidが84.7%で圧倒的で、2位がiOSで11.7%、3位はWindows Phoneで2.5%だそうです。
パソコンと一緒で、アップルはまだまだたいしたことはない。昨日、iOSを搭載する新しいiPhone6が発表されました。またもや、こんなこともできる、あんなことだってできると新機能を大々的に宣伝したわけです。
が、・・・、実際のところ、アップルがテレビなどでも懸命にスタイリッシュな宣伝をする内容は、他のスマホではほとんどすでに実現できている内容。
実際のところ、デザイン以外であまりびっくりする革新ではありません。それでも、こういう発表会では、いかにもすごいことになったと思わせる手順はさすが。
つまり、アップルの宣伝の仕方が圧倒的に上手ということでしょうか。例えば、一頃やっていたXperiaのCMは、イメージ戦略的なもので、具体的なメッセージが伝わりにくいということは否めない。
具体性に走りすぎると、味気の無い広告になってしまうのですが、アップルは具体性とスタイリッシュなイメージを融合させることについては、パソコンの登場以来本当にうまい。
それにはまったのが日本人。日本でのシェアは70%というから、世界の中で特異な状況になっています。アメリカで40%、イギリスでは30%、スペインでは6%しかない。
もともとアップルが嫌いな自分としては、まぁどっちでもいいことなんですが、Android勢にもう少し広告を何とかしてもらいたいものだと思ってしまいます。