チヂミも韓国料理の定番の一つ。わからない人に説明する時は、生地多めのキャベツの入っていないお好み焼きと言うとイメージは伝わりやすい。
作り方はそれほど難しくないのですが、生地の作り方はいろいろあって、どれが正解なのか迷います。
小麦粉だけ、小麦粉+片栗粉、小麦粉+片栗粉+卵など、いろいろ。基本的に外側がカリっと焼き上がり、中はもっちりとさせたい。
うちのレシピは、近くにあった韓国の方が経営していた韓国料理の店で教えてもらった、一応「本場の作り方」と言えそうなものです。
基本は小麦と片栗粉は1:1の比率で混ぜますが、ここでポイントは片栗粉の半分はじゃがいもをすりおろして使うところ。重さできっちり合わせるのは難しいので、見た目の量として同じくらいでかまいません。
塩を少々加えることをお忘れなく。辛くていいなら、キムチをいれるのもあり。
今回は海鮮チヂミなので、野菜は無し。イカゲソ、ムキエビ、アサリ、ホタテ貝柱などを5mm大に刻んで混ぜ合わせます。まぁ、それぞれを用意するのは大変なので、冷凍シーフードでだいたい間に合います。
これらから水分がけっこう出ますので、生地を混ぜる時に加える水の量に注意が必要。ゆっくり崩れる団子状くらいに捏ねておく感じ。具材を加えたらフライパンに油をひいて、できるだけ薄く延ばして両面を5分程度焼けば出来上がり。
まさに外カリ中モチ。めちゃめちゃ美味しいです。おっと、忘れてはならないのがタレ。これもお手軽に、焼き肉のたれにお酢とコチュジャンを少々加えればOKです。