2023年9月30日土曜日

京都八代目儀兵衛


セブンイレブンのおにぎりで使用する米を監修しているのが、八代目儀兵衛という京都の米屋。料亭などに納める厳選高級米を主として扱っているらしいのですが、オンラインショップがあるので、試しに買ってみました。

料理米と呼ぶシリーズがあって、どんな料理に使うかによって「和」、「洋」、「中」、おにぎり専用の「結」、雑穀が入る「健」、寿司用の「鮨」、炊き込む「煮」、丼物用の「丼」、お粥用の「粥」、玄米である「玄」、餅用の「餅」、そしておかずいらずの極上米と自ら呼ぶ「極」の12種類が並びます。

一袋に2合づつ小分けになっているので、うちのように一度にたくさん炊くことがなくなった家では使い勝手が良いと思います。

今回はスタンダードと思われる「和」と最上級の「極」をチョイスしてみました。ただし、この時期は令和4年産で、もうじき今年の新米が用意されるようです。

よくスーパーで購入するコシヒカリとか、アキタコマチとかは、1.8kg入りで1200円くらい。米は1合で150gですから、12合分で1合あたり100円。

一方、こちらの儀兵衛米「和」は、値段は370円(税込み)ですから、1合あたり185円で割高。たぶん普通の家がよく買うのは5kg(33合)入りで4000~5000円ですから、それより1000~2000円高いことになります。

今回は購入しませんでしたが、儀兵衛が扱うコシヒカリ5kg袋なら4880円、特選米ブレンド5kgだと3980円というのがあります。こちらが割高なのは小分けにした手間賃みたいなところなので、その便利さを考えれば許容できる範囲かと思います。

炊き方の冊子がついていましたが、ちょっと違うのは最初に浸水しておく時間が1時間と長めなところ。米を美味しくする最大のポイントは、しっかり水分を吸わせることらしい。

実際、炊いてみると・・・・めちゃ旨い。いつものスーパーの米が嘘みたいです・・・というのは大袈裟かもしれませんが、確かに弾力、甘みなどが明らかに格上という感じがします。ますます割高なのも納得。一番安い「和」でこれだけ美味しいなら、「極」が楽しみというものです。