2007年11月17日土曜日

Demus / Schumann's PIANO WORKS

以前にもクリニックのBGMについて書きましたが、もう一回。

本当は思いっきりJAZZをかけてしまいたい、とか、ガンガンにHARD ROCKで突き進みたい、とか、時には・・・なとどと考えつつも、無難なCLASSICが多くなってしまうわけです。
でも、若い患者さんが多い時間帯などは、ミスチルとか徳永とか、あるいは百恵、聖子だってかけていることがあります。

クラシックは、どうやって探しているの? という素朴な疑問にお答えします。
答えは簡単です。一部のものを除いて、ほとんどはHMVのホームページでお取り寄せとなっております。選択の基準は、安くてなるべく枚数の多いボックス物という単純なものです。ただし、交響曲は音量の上下が激しく、時にうるさいので原則として却下。主として室内楽、特に弦楽四重奏曲とかピアノ独奏曲が多くなります。

クリニックでは、CDをすべてMP3に変換して一枚のCDにいれたものをかけています。そうすると、だいたい5時間から9時間程度流しっぱなしにできるんですよ。ですから、ボックスで最低5枚組みというのが必要条件となっています。

と、いうわけで、今楽しみにしているのがこれ。シューマンのピアノ曲全集。演奏しているデームスさんは、正直いってしりません。でも、いいじゃないか。だって、CD13枚組みで1962円なんだもん。1枚につき200円もしないのです。11月21日発売予定でして、予約してしまいました。

シューマンは子供の情景が有名ですが、過去にはアシュケナージの全集があります。こちらはアシュケナージのソフトな演奏ゆえに、全体にめりはりのない感じで、印象に残りにくいと思っていました。今度はどうでしょうか。たいていのことは値段を考えると許せてしまいます。でも、これまでの経験上、この手のセット物ははずれが少ないのです。もともと評判のよかったシリーズ物を、廉価版メーカーがライセンスを買い取って、安くセット化したケースが多いので、たいていはお買い得なです。