2013年3月21日木曜日

閑・閑・時々忙

休み明けはクリニックは・・・混みました。

もともと、木曜日き休みのクリニックが多く、午前中だけうちは診療をしていて、さぞかし患者さんが来るかと思ったら、実際はそうでもない。木曜日はクリニックは休みと言う考えが浸透しているのか、他の日の半分くらいが多い。

もっとも、午後は大学や一般病院の仕事をするので、少なめであまり疲れない程度かありがたい。ですから、たまに木曜日がハードだと、けっこう他の曜日よりもしんどい感じがします。

クリニックにかかってくる電話で一番多いのは、「今日診療してますか」という問い合わせの電話。診療時間を伝えておしまいのこともあるんですが、けっこう続けて「混んでますか」という質問が続く事が多い。

完全予約制とかでやっていると、そういう質問以前に空いている枠を案内するわけでしょぅから関係ないのですが、うちは予約制ではありません。整形外科は処置が多いので患者さん一人当たりの診察時間がなかなか読みにくい。

予約制を導入しても、その通りにうまく診察をこなすためには、医師が二人以上いないとなかなか難しい。関節リウマチのみとか、専門外来化すれば可能かもしれませんが、現実的には患者さんを来院した順番にたんたんとこなしていくしかありません。

天気が悪かったり、寒かったりすると患者さんは少ないとか、午前や午後一番は混みやすいとか、あるいは暗くなって診療終了間際も患者さんが多いとか、何となく傾向はあるのですが、なかなかその通りとも言いがたくも予想を裏切る事も少なくありません。

初診が4~5人くらい続いてしまうと、そこで1時間くらいは簡単にかかってしまうので、どうがんばってもどうにもできないので、かえって開き直りの気持ちでとっしりかまえて診察を行う気持ちになります。

初診-再診-再診-初診-再診・・・みたいにばらけていると、この患者さんまではテンションを保とうと思ってがんばるんですが、そこに到達したときにはまた患者さんがたまっていて、さらにテンションを保たないといけない。

長い待ち時間からくる患者さんのストレスと、診療の途切れがない自分のストレスは反比例しているようです。そこらへんのバランスがうまくいった日は、十分な充実感があって、有意義に仕事をしたと感じられるんですけどね。

とにかく、いつ混んでいるかはわかりません。外が大雪だったり、嵐だったりすれば、間違いなく空いていると思いますけど・・・そんな時には、誰も外には出たくありませんよね。