今日から暦は寒露。夜が長くなり、朝の冷え込みも強まります。朝になると露がしっとりとするという頃。いよいよ秋も深まり、過ごしやすい季節です。
空の雲は、秋を象徴する鱗雲ですが、正式には巻積雲という。別名、鰯雲とか鯖雲とか、要するに魚の体表面の模様を想像するということでしょうか。
写真は仲秋の名月だった4日のもので、この日は夜から雲が増えて、5日は一日中曇り。6日は昼から7日の午前中まで雨でした。
実は、鱗雲は雨が降る前兆といわれています。少なくとも、今回はその通りということでした。
鱗雲が見えて、「秋らしい空だな」と思っていると、逆に澄み渡るような秋晴れは期待できないということらしいので、喜んでばかりはいられないということのようです。