菊芋(きくいも)・・・って、何だ? って感じなんですが、知る人ぞ知るなのか、知らないと恥ずかしいのか・・・
北米原産のキク科の多年草で、けっこうそこらに生えていたりするらしい。
5cm程度の塊で、球根みたいなものかと思ったら、実はこれは地下茎で、塊茎ともいわれているもの。食用になります。
栄養としてポイントは、多糖類イヌリンを20%くらい含む食物繊維であり、デンプン質はほとんど含まないので、芋といっても食べての罪悪感はありません。
綺麗に水洗いしたら、皮ごと薄切りにして生でサラダで食べれる・・・というので、早速食べてみました。
う~ん、ほぼ味が無い。しゃきしゃきした食感だけ。旨いも不味いもありません。かけたドレッシングの味になってしまう感じです。
煮物風にしても良いとのことなので、煮ると里芋風の感じになるらしいです。
ちなみに、けっこうマイナーですが、仲秋の俳句の季語にもなっています。