クリスマスの定番料理と言えば、ロースト・チキン。昔は、鶏丸ごと買ってきて作りました。
冬のキャンプで食べたくて、丸ごとが入る大きめのダッチ・オープン(17インチ)をわざわざ買ったことがあります。
今では、食べきれませんから、一人脚1本。
この時期、スーパーでは総菜売り場にたくさん並んでいるので、それでも良しとするなら、この後は読む必要はありません。
しかし、出来合いの物は・・・旨くない。鶏肉よりもタレの味しかしません。
今時、どこの家でも電子レンジはオーブン機能がある。そうです、使ったことがないという方が圧倒的に多いと思いますが、まずはオーブンを使う初歩的料理として、ロースト・チキンは簡単で最適なんです。
今夜にまだ間に合いますから、是非、ロースト・チキンは自家製で味わってもらいたい。
脚2本だと、タレは醤油 大さじ2、砂糖 小さじ1、塩 少々、胡椒 少々くらい。ニンニクはお好みの雰囲気でどうぞ。凝りたければ、いろいろなハーブもお好きで。
脚は、フォークを何か所か刺して穴を開け、タレが染み込みやすくします。ビニール袋に脚とタレを入れて、空気を抜くように密閉して、約30分程度置いておきます。
あとは皮面を上にして、オーブンで焼くだけ。予熱して220度30分くらいで、こんがりと美味しそうに焼けて完成です。皮はパリパリ、中はしっとり、鶏肉の味をしっかり感じることができます。
丸ごと一羽で作りたい場合は、タレは上に書いた量の3~4倍用意して、こまめに回しかけます(ちょっと手間)。羽はぐるっと後ろ向きにすると安定します。
にじみ出てくる汁を吸わせるために、お腹にクズ野菜などを詰めておき、お尻のところを爪楊枝で止めれば、あとは焼くだけ。大きいので200度40~60分くらいでしょうか。途中で向きを変えた方が、全体がこんがりと焼けます。
食べ終わったら、残った骨はよく洗って冷凍。正月にガラスープを取ればお雑煮にも使えます。一石二鶏!! です。