人を騙し、金銭を奪うシロサギ。それを餌とし喰らう最凶の詐欺師を騙す詐欺師――その名は、クロサギ・・・・・
というのは、どこかで聞いたドラマのナレーションですが、巷では「オレオレ詐欺」と呼ばれる、詐欺電話が手を変え品を変え横行しています。
何と、うちにもその手の電話がかかってきました。
注意喚起のため、内容を書いておきます。
「もしもし、どちら様でしょうか」
「こちらは、青葉区役所、健康保険課の××です。昨年9月にお送りした、医療明細はご確認いただけたでしょうか」
「? ? ? ?」
「もしもし、もしもし」
「区役所がそのような書類を送ることは無いと思いますが」
プツン・・・
こんな感じ。当然、国民健康保険に加入している自分としては、一瞬、ありえない話ではないように感じますが、過去数年間にわたって医療機関を受診したことはないので、そんな明細が出てくるはずがない。
冷静に考えれば、保険の仕組みとしても自治体は保険組合とやり取りをするはずで、被保険者に直接の何かを送り付けるというのはおかしな話です。そもそも、区役所の業務時間外の夜に電話が来るというのも変です。
でも、いろいろな社会の仕組みを何でも知っているわけではないので、いかにも本物と思わせる手口はいろいろです。いずれにしても、今時は電話で連絡してくるということ自体がかなり怪しいと思った方がいいですね。