京都のプレミア米店、八代目儀兵衛が全面的に監修するシリーズが刷新されたようです。
確かに言えることは、さすがに米が旨い。八代目儀兵衛という名前のプラシーボ効果もあるかもしれませんが、お米の味がしっかりしている印象です。
「サーモンハラス」は脂ののっている部位ですが、形が崩れないようにしたせいなのか脂っぽさはあまりありません。ほぐし身にしたハラスが適量入っています。
「炭火焼きさば」も、おにぎりと鯖はけっこう相性が良いと思うのですが、やはり脂が多いのでけっこう脂を落としたほぐし身という感じがします。
どちらも、ある意味甘みと旨味が詰まった脂分がないせいか、味としては物足りない。米の美味しさに頼りすぎの印象です。
もう一つ残念なのは、当然、機械化された大量生産で、いかにも三角形の型に半分ずつ入った米を具をはさんで合体させました感のある外見。外周の米粒はけっこう押し切られたような崩れがある。
海苔が巻いていないので、そこんとこが直接見えてしまうし、手で持つにはべたつきが感じられます。やはりおにぎりに海苔は必須アイテムという感じがします。