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2024年3月16日土曜日
PHEVから楽 1 デジタル・インナーミラー
この写真には、普通に考えておかしいなと思うところがありますが、それは何でしょうか。
答えはルームミラー。
普通は、後方から見れば、ルームミラーには、運転者の顔が映るものです。ところが、この写真では後続車両が見えています。しかも、夜間なのにとても明るく見えています。
実は最近流行の「デジタル・インナーミラー」なんです。ルームミラーはデジタルの液晶表示で、当然バックライト付きで明るく見える。
もともとプリウスにはメーカー・オプションとして用意されていたのですが、トヨタ純正は性能がいまいちという評判もあったので、まぁいいかと付けなかった。試乗した時の車も従来の普通の鏡でした。
でも、いろいろと調べていたら、ドライブ・レコーダーと一体型の社外品はたくさんあって、別途ドラレコを装着するゴチャゴチャ感の改善と、簡単に、しかも前後のドラレコ映像を確認できるというメリットはなかなか捨てがたい魅力だと思いました。
そこで、後付けのドラレコをキャンセルしてドライブ・レコーダー一体型デジタル・インナーミラーを装着することしたのです。
Amazonで探すと、おそらく中国製と思われる製品がたくさんでてきて、値段も2万円前後でかなり安い。性能としての評価も悪くはありません。
ところが、ディーラーの担当者と相談すると、やはりトラブルも多く、場合によっては車検に通らないことも少なくないそうです。もともとのミラーに括り付けるタイプなら、何かの時は外せはいいだけですむのですが、見た目がすっきりしない。
となると、車検に確実に通り、元のミラーを外して置き換えるタイプが望ましい。またプリウスのリア・ウィンドウはかなり傾斜がきついので、車内カメラでは設置がけっこう難しいし、雨天時は不利になります。従って、車外カメラが選択できるものという条件も追加されます。
となると、価格は高くなりますが、ほぼALPINEかKenwoodのどちらかが安心・安全という結論になります。結局、ディーラーで実績があるALPINE製を選択し取り付けをしてもらいました。
結果は大変満足で、従来のミラーとの映り方の違和感は思ったほどありませんでした。今までは、わざわざSDカードを取り出さないといけないので、面倒でほとんど見たことがありませんでしたから、映像も見たいときにすぐ見れるというのはとても便利。
しいて言うと、明るさの調節は設定メニューで可能なんですが、ワンタッチではないのでちょっと面倒。後ろの車がまぶしい時などは、簡単に明るさが変えられると便利だと思います。
いきなりPHEVとは関係ない、しかも社外品の紹介で恐縮ですが、これは初めての体験で「めっちゃ、新しい!!」ところ。けっこう感動しました。これからは車の装備としては必需品になりそうな予感がします。