トヨタの最近の車は、オーディオとナビが融合して通信をサポートするディスプレイオーディオと呼ばれるものが搭載されています。
トヨタの通信サービスであるT-Connectを契約すると、ナビについてはコネクティッド・ナビが使用できます。これは自車周囲80kmの地図情報を取得して表示するもので、最新の地図も適時ダウンロードしてきます。最初の5年間は無料で6年目から880円/月となり、ディスプレイオーディオPlusの場合は、延長せずとも6年目以降は車載ナビとして利用できます。
プリウスPHEVの場合は、ディスプレイオーディオPlusがデフォルトで組み込まれているので、差し当たって車載ナビ込みでコネクティッド・ナビ自体は使用できるわけです。確かに地図はなかなか見やすくきれいで、さぞかし高機能・・・なのかもしれないのですが、これがなかなか使い勝手は良くない。
かれこれ20年以上、カーナビというものをいろいろ使ってきましたが、基本的に直感的な操作ができて困ったことはほとんどありませんでした。ところがこのナビは、ああしたいこうしたいと思っても、どこをいじればいいのかがわかりにくい。メニューの階層も自然ではなく、いちいち大元に戻るような操作性は馴染みにくいと感じました。
ユーザーの意見をすくいあげて、ソフトウェアのアップデートはいくらでもできるのがConnectしている強みなので、積極的なアップデートを強く望みたいところです。