2024年3月28日木曜日

PHEVから楽 6 USBメモリー


USBメモリーを使うこと自体は、だいぶ前からやっていることで新しくも何ともありません。CDチェンジャーとかを搭載して、何枚も簡単に取り換えて音楽を聴いていた時代・・・っていうか、そもそもカセットテープをいくつも揃えていたことを考えれば隔世の感を強くします。

それだけ時代が進化しているのですが、何故かいまだにディスプレイオーディオが対応しているUSB2.0というのは、あまりにも寂しい話です。ナビのOSはほとんどがWindowsのはずですが、Windows XP互換レベルなのでしょうか。

使えるUSBメモリーはフォーマット形式がFAT32のみで、最大容量は32GBまでということになります。SDカードリーダーも使えるようです。当然、SSDは認識しません。

FAT32の制約は一つのファイルが最大4GBまでで、音楽ファイルであればMP3でもFLACでも、まぁ困ることはないと思います。ただし、動画については注意しないとオーバーするかもしれません。

FAT32は最大ボリュームは2TBまでサポートしていますので、本来なら最近よく見かける512GBとか1TBと言った大容量メモリーも対応してほしいところなんですが、これらは普通にフォーマットするとexFATかNTFSになってしまいます。実は裏技的な話ですけど、強制的に大容量メモリーをFAT32でフォーマットするフリーウェアがあります。

有名なのはIO-DATA製のもので、少なくとも256GBと512GBのものについては問題なく認識し使用することができました。トヨタが奨励する規格外ですので、ファイル破損などのリスクは自己責任になります。なお、トヨタのディスプレイオーディオは、外部USBを最大2つまで認識できます。

音楽はサブスクで良いという人には、有難味は無いのですが、自分のような昭和人には好きな音楽をたっぷりと好きなだけ持ち歩けるのは、大変に助かるので心強い。定番を詰め込んだものと、その時々で聴きたくなった新たに入手した音源用の2つのUSBメモリーを用意しておけば間違いありません。