兜を飾り、鯉のぼりを立て、菖蒲湯に入る。というのが日本の伝統的な5月5日の過ごし方でした。
我が家も、伝統になるべくそうべくやってきたのですが、兜は祖父・祖母から孫への贈り物としてあるわけで(もっとも男の子二人に大して兜は一組です)、菖蒲もスーパーで必ず売ってますから問題ない。
やっかいなのは鯉のぼり。なかなか飾って見栄えのするような鯉のぼりを立てる場所もなく、今までお菓子付きの鯉のぼりで、ずーっと誤魔化してきました。最長の時で50cmくらいです。
言い訳をしておくと、こどもにとっては屋根より高くて触れない鯉のぼりより、手にとって振って遊べる物の方が嬉しかったのではないかと。
それにしても古い言い伝えでは、鯉は川をさかのぼっていき龍になるらしいので(コイキングが何故ギャラドスになるかはこの話から来ているわけですよね)、鯉のぼりはこどもが龍に出世することを願う、まさに各家庭の「登竜門」の役目をしているわけですよね。
こどもが小さいうちに、一度はばしっと飾りたかったと思います。