今、昼間のTBSの、いわゆる昼メロ枠の愛の劇場でやっている「スィート10」がいよいよ来週が最終週になります。診療が終わって弁当を食べながら見ることが多いので、最もよく見るテレビ番組となっています(情けない・・・)。
主婦の不倫をあつかったマンガが原作だそうで、夫一筋のまじめな主婦が別男性に惹かれて、きらいなわけではない素敵な夫とかわいくてしかたがないこどもを捨てるのか・・・というのですが、来週結論が出ますけど、今のところ捨てそうな勢いに傾いています。全体的には明るい感じがするドラマ作りで、不倫なんですが主婦を悪者扱いしていないんですよね。
愛の劇場は、いわゆる愛憎劇が得意ですから、どろどろのネガティブで登場人物がどんどん不幸になっていくと主婦が喜ぶというのがよくありますけれど、今回のようなのは主婦が自分の中にもある、ある種の期待感に訴えるものですから、なるべくどろどろにしないでさわやかさを残しているわけでしょうか。
普通の昼メロを「ネガドロ」とでも言うなら、こっちは「ポジドロ」と呼べそうです。でもいくらポジドロでも、一応やさしくて非の打ち所がないように描かれている旦那がもしも捨てられるなら、あまりに憐れですよ。救いがないでしょう。ですから、このまま本当に相手の男に走って終わると、後味が悪すぎなので、結局もとのさやに収まってハッピーエンドということを期待してしまいます。
その後は井森美幸のギャグ系ですから安心、安心。