言わずとも知れたオムレツは、すでに日本では家庭料理の一つになっているもの。各家庭で、それぞれ「母の味」みたいなものができているように思います。
明治から日本に導入され、ひき肉と玉ねぎを炒めたものを間に卵焼きの間に挟むというのが定番化して、各家庭によって、ジャガイモ、ニンジン、グリーンピース、あるいはいろいろな野菜などを追加していることと思います。
そもそも、フランス料理の一つで、語源は諸説あるようです。16世紀ごろ、剣を意味するギリシャ語由来のオムレットからきているというのが有力。男性(homme)と素早い(leste)が合わさったという説もあって、作る時の料理人の動きから考えられたのでしょうか。
基本となるのは何も入れないプレーン・オムレツで、洋食シェフにとってはこれをきっちり作るのは基本中の基本だと思いますが、素人がやるとなかなかうまくいかないもの。シンプルな素材だけに簡単そうで難しい。
まぁ、食べれば一緒と割り切って、形は気にせずいろいろな中身を入れて楽しむことに徹するのが精神衛生上よろしいかと・・・
なので、出来上がりは見せられません。中に入れたものの紹介。
年末が近づくこの時期、冷蔵庫の整理は必須。中途半端に余ったものなどを消費して、正月用品のための隙間を作らないといけません。
そこで、今回は溜まっていたベーコン、インゲン、冷凍コーンなどをいっきに消費しました。バターで炒めて薄めに塩・コショウで味付けしています。
ケチャップかけて、普通に美味しくいただきました。