昨日、日本銀行券・・・つまり、お金ですが、20年ぶりに新デザインに一新されたものが発行されました。
何か、まるでお祭り騒ぎみたいなところがありますが、そんなに先を争ってもいずれありふれた存在になるので、まぁ、そのうち実物を手にするまで待てばいいと思います。
最初にお札を意識したのは「聖徳太子」と「板垣退助」でした。それが福沢諭吉、津田梅子、夏目漱石になり、いつのまにか夏目さんが引退して野口さんに交代。板垣さんと岩倉具視さんはにいたっては完全に消滅してしまいました。
ところが、今回の紙幣の顔なんですが、正直、誰? というのは自分の無知だと言ってしまえばそれまでなんですが、名前を聞けば知っていますが、顔までは記憶になかった。
偉人と呼ばれる人は、誰かの主観的評価。歴史は勝者の記録とも言われていますから、万人に同じような価値があるものではありません。特定の人物を紙幣にデザインすると、必ず賛否入り混じるのは当然です。
いっそのこと、富士山だけとか風光明媚な景色だけでもいいんじゃない、という意見ももっともな気がします。
まぁ、キャッシュレスが進む世の中ですから、紙幣の重みはどんどん減っているので、財布の中での存在感は薄れていますから、どれだけの意味があるのかはよくわかりませんね。