昨日、東京オリンピックは全競技を終了し、夜には閉幕式が行われました。もちろん、この後パラリンピックが始まるわけですが、一定の区切りと言って良いでしょう。
コロナ渦という、まったく前例のない向かい風の中で、実施の是非を含めていろいろな問題をはらんだ大会でした。ただし、出場するアスリートの皆さんには何の責任も無いことで、いろいろと通常では無いプレッシャーを感じたことでしょう。
金メダル 27
銀メダル 14
銅メダル 17
全部で58個のメダル獲得は、日本としては過去最大。
コロナ渦の中、前回リオとほぼ同じ205の国と地域から11000人のアスリートが参加しました。競技種目が30ほど増えたという関係もありますが、主催国として胸を張れる結果だったことは間違いない。
と同時に、この成果は、次の2024年のパリ大会へのハードルをあげました。
日本だけでなく、世界中から出場した選手の皆さんに拍手を送りたいと思いました。そして、大会運営の実務をこなしたスタッフ、ボランティアの方々もご苦労様でした。
ただし、日本政府、東京都、国際オリンピック委員会、日本オリンピック委員会、そして組織委員会などの方々には多くの反省点があるはずですし、終わったから良しとする、時がたてば国民は忘れるだろうみたいなことにだけはして欲しくない。
そして、コロナ感染者が激増している状況に、オリンピックが影響したのかしないのかも、科学的根拠をもって検証してもらいたいと思います。