さて、比較的穏やかな年の瀬になっていますが、2007年もあとわずか。もう少し、自分の今年の総決算にお付き合いください。
一番大きなことは医師会の関わりが本格化したことです。自分の亡くなった父は、渋谷の内科開業医でした。医師会の仕事をいつもしていて、夜になると医師会に行くといっていなくなる、というのが日常的な光景でした。近年、医師会のあり方などでいろいろ言われていますが、開業医にとってはやはり大きな意味を持つ組織であると思います。
開業当初から医師会には入会していましたが、関わりが深くなったのは偶然が大きいのです。都筑区内の整形外科医の会に出席していて、たまたま横浜市のケアプラザ(介護事業を行っています)の協力医(医師会が協力しています)に空きが出るのでやってみたら、という話になったのです。
さらに横浜市医師会、つまり都筑区医師会の上位組織の代議員のポストも空くので立候補してみたらという話までついてきました。医師会は重要といっても、あまり上のことについては関わる余裕はありませんし、地域のことで精一杯なのですが、まぁこれも何かの縁ということでやってみようということになりました。代議員は医師会員の選挙で決まるということで、立候補して臨時総会が開かれるという、けっこう緊張することになりました。
さらにさらに代議員になると、自動的に理事の仕事もついてくる。なんと、入会1年半で早くも医師会理事となってしまったのです。今年は都筑区で横浜市防災訓練が行われたので、いきなり仕事がけっこうある。防災訓練に向けて。区役所関係者と打ち合わせ、ひょんなことから12月に防災講演会の企画があったのでこれについてもいろいろ調整が必要。さらにホームページの改定という仕事が湧いてきました。素人の力は限界があり、まだまだ問題も多く完成にはほど遠いのですが、いろいろな先生の協力があってとりあえず公開までこぎつけました。
今年の後半の大きな出来事は、何といってもブログ。日記は本当に過去に数回チャレンジして、結局何日ももたずに挫折をくりかえしてきました。そう考えると、このブログがここまで続いている、しかも毎日(!!)というのは驚異的なことなのです。それというのも、必ず誰かに見られているという緊張感があるからです。、そしてコメントをいただけることが、励みになっているということですよね。もちろん目的はクリニックの宣伝であることに違いありません。
でも、やはり院長をやっている自分を知ってもらうため手段であり、当然こいつは嫌いだと思う方も出てくるはずなんですよね。とにかく、動的更新がしずらいホームページに比べて、簡単に追加・変更ができるブログというのは、大きな力になります。最近の薬の副作用報道に関係して再確認できました。そして、いろいろブログ友というのが広がってくるということがなかなか純粋に楽しい。
公開されていること、特にネットというバーチャル空間を利用していることから、多少の表現方法の限定的な使い方は避けられませんが、ほぼ自分の言葉・表現を使って本音90%、建前10%くらいで書いていると思います。 ちなみに最近、日本ブログ村というブログランキングに登録してみました。より多くの人に読んでもらうためですが、よければ左上のロゴをクリックしてください。
他にもいろいろあった一年でしたが、とにかく何でもpositiveに考えて前向きに行くという基本的な部分は何とか通したかな、と思っています。自分の力だけではとうてい続かないのですが、いろいろな方々の助けがあって何とかなっていることを益々実感しています。2008年も常に前向きで何か新しいことを考えていけるような年にしたいと考えいますので、どうか来年もよろしくお願いいたします。