今日は、月に一度の大学の外来日。
なんか、道がものすごく混んでいました。はじめて20分遅刻。センター南から、新宿河田町まで、なんと車で2時間もかかったということです。何となく年の瀬を感じますね。
さて、リウマチセンターでもエンブレルの報道の件は、ほとんど問題はなく、患者さんは大変冷静に受け止めているということを看護師さんからも聞きました。この話は終息したと言っていいでしょうね。
11月に手術をした指の変形の患者さん。抜糸をして、さぁ、これからリハビリです。
10月に手術をした腱断裂の患者さん。もうほとんど日常生活はできるようになっています。
9月に手術をした人工指関節を使用した患者さん。術前が20点なら、今は80点だと喜んでもらえました。
かれこれ5年くらい相談を受けている患者さん。いよいよ1月に手術をすることにしました。
こんな感じで外来をやっていると、結局10人程度の外来なのにたっぷり3時間も使ってしまいました。でも、ふだんはクリニックだと、ごく一部を除いて自分で手術までできるわけではないので、話の内容はどうしても一般論からなかなか出ることができません。自分なら、こうするああすると思うところはあるし、絶対によくできると自信がある時にありますが、結局あまり説明しすぎても、実際に担当する医師との相違が出てしまうと、かえって患者さんは混乱してしまいます。
ですから、大学の外来では原則として自分が手術までをすることを前提にしているので、話したい放題です。ほとんど使われていない親指の付け根の人工関節も勧めます。またこれは手術するとかえって痛みがのこるかもしれませんよ、なんてこともしゃべったりします。
いろいろやりたいようにできる外来は、日頃のストレスの発散にも役立っているんでしょうね。