21世紀のロッドはこれだけで飯を食っている、というとファンに怒られるかもしれませんが、Vol.3で終わりかと思っていたら、いつの間にかVol.4も出たり、BOX SETにして未収録を詰め込んだりして、未だに商売しているようです。
内容は、ジャズでもしばしば取り上げられるゴールデン・スタンダードの数々を、ロッドのしゃがれたボーカルで聞かせるもの。中身に関しては、文句のつけようがありません。
ジャズが好きな人でも、もとからのロッドのファンでも十分に楽しめます。日本で言ったら、矢沢栄吉がレコード大賞に輝いた曲をカバーしたらこんな感じ。
ジャズが好きな人でも、もとからのロッドのファンでも十分に楽しめます。日本で言ったら、矢沢栄吉がレコード大賞に輝いた曲をカバーしたらこんな感じ。
それにしても60年代~70年代の、バキバキのシャウトからすると随分と大人になっちゃいました。"I'm sexy"でポップになり80年代に突入しましたが、振り返ってみるとこのシリーズまでの20年間は、まぁそれなりって感じでしょうか。
同じような雰囲気のシリーズは、80年代になってLinda Ronstadtが出したものと通じるものがあります。ってことは、AkinaはLindaか?